パキスタン ゴールデンヒーラー01

パキスタンスカルドゥ産の平形のゴールデンヒーラーです。
スカルドゥは厳密にはスカルドゥの町で産出したものではなく、その周辺の山々から採れた水晶等の集積地です。そのためある程度一定の雰囲気のある水晶等だけでなく、様々な形状、色、雰囲気の水晶が有ります。そのためバラエティーに富んだ水晶が産出し、人気の産地となっています。この水晶はスカルドゥのChomachi産と聞きましたが、グーグルマップでは出てしませんでした。
この水晶も変わった水晶で、2つのポイントが合体した平たいポイントになっていて、濃いめのゴールデンヒーラーになっています。透明度も高くイエローの独特の雰囲気を持っています。
表面は照りが良くゴールデンヒーラーによる表面のレインボーが現れます。特に表面の柱面とその右の柱面にはレインボーが強く出て、見応えが有ります。また裏面には雲母とトルマリンが付いており、トルマリンはショール(ブラックトルマリン)では無くグレーパープルのトルマリンです。
また、内部には極細の角閃石がインクルージョンしています。
スカルドゥ産はこのような素晴らしい水晶を多産し、人気の高い産地ですが、私としては、さらに詳しい産地が知りたいと思っています。特に世界第二位な高峰K2の周りで取れた水晶が欲しいのは私だけでは無いと思います。
Chomachi,Skardo

63.7×46.5×26.0mm86.29g

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